バーゼル条約

[ バーゼルジョウヤク ]

解説

一定の廃棄物の国境を越える移動等の規制について国際的な枠組み及び手続等を規定した条約。

正式名称を「有害廃棄物の国境を越える移動及びその処分の規制に関するバーゼル条約」といい、有害廃棄物の国境を越える移動及びその処分によって生じる人の健康または環境に係る被害を防止すること目的として、1989年にスイスのバーゼルにおいて採択され、1992年5月に発効した。

条約事務局は、スイスのジュネーブ。1999年12月現在の締約国数は132カ国+1国際機関(EC)。なお、日本は1993年に加盟している。

国内では、同条約を実施するための「特定有害廃棄物等の輸出入等の規制に関する法律」及び関連する法律として「廃棄物の処理及び清掃に関する法律の一部を改正する法律」が1993年に制定された。

詳細解説

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