ネイチャーゲーム
[ ネイチャーゲーム ]
1979年にジョセフ・コーネル(米国)が発表した『Sharing Nature with Children』に展開される自然体験活動プログラム。1986年に『ネイチャーゲーム』と題した邦訳が出版され、日本における普及活動がはじまった。
ネイチャーゲームの根幹をなすシェアリングネイチャー思想は、「直接的な自然体験を通して、自然のつながりの一部として生きることのよろこびを共有することによって、自らの行動を内側から変革していくこと」にある。五感を使った自然体験を通して得る「自然への気づき」、体験したことを他者と共有しつつ自己の内側から意識が変化する「わかちあい」、参加者の状態や学習テーマに合わせて個々のアクティビティを構成する「フローラーニング」の3つの原則を持つ。
自然への科学的な理解と、心と体を通じた体験とをあわせ持つことを特徴とし、プログラムは100以上のアクティビティが支える。