ツキノワグマ

[ ツキノワグマ ]

解説

東アジア、南アジアに広く分布する中型のクマ科哺乳類。成獣の体重は30-80kg程度。日本では本州・四国・九州の山地帯に分布する。

西日本を中心に生息地の分断・孤立化が進んでおり、九州では1941年以降確実な生息情報はなく、絶滅した可能性が高い。環境省のレッドデータブックでは、紀伊半島、東中国地域、西中国地域、四国山地、九州地方、下北半島の6地域の個体群が絶滅の恐れのある地域個体群(LP)とされている。

詳細解説

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