スコーピング
[ スコーピング ]
環境アセスメントにおいて、手法、方法等、評価の枠組みを決める方法書を確定させるための手続き。環境アセスメントの方法を公開し、その手法の公正さを確保することを目的としている。
環境への影響を調査する際、その調査項目の重要度、選定等は、各ケースによって異なり、画一的に論じることができない。そこで、評価書作成に先立って、方法書案を作成、公表し、広く意見を募ることによって、より公正で、案件ごとの個別の事情に適った環境アセスメントの評価枠組みを決定することができる。
日本ではアセス法の施行(1999年)により、この手続きが一連の手続きの中に位置付けられた。