スケール

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解説

鉄管の内側、ボイラーや熱交換器の内壁などにつく湯あか、水あかのこと。スケールは水中の炭酸カルシウム等が析出して内壁に厚い被膜を形成するもので、配管の流量の低下や熱伝導率の悪化等を引き起こし、器具の故障の原因にもなる。スケールの発生には使用する水の水質(pH、アルカリ度、硬度など)が関係する。ボイラーにおけるスケール発生防止対策としては、軟水または純度の高い水を用いることの他、スケール防止剤の薬剤を用いる場合もある。(2014年9月改訂)

詳細解説

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