オスパール条約

[ オスパールジョウヤク ]

解説

オスロ・パリ条約とも言う。北東大西洋の海洋環境保護のための条約で、ベルギー、デンマークなど北東大西洋面する15カ国と欧州連合が締約国となり、1998年3月25日に発効した。

オスロ条約(欧州投棄規制条約 1972)とパリ条約(陸上起因海洋防止条約 1974)による海洋汚染防止を確実に実施するために1974年に設置されたオスパール委員会の活動が基礎になっている。

この条約はまた予防原則という考え方を、締約国の一般義務として取り入れた法的拘束力をもつ最初の枠組みである。

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