アジア開発銀行

[ アジアカイハツギンコウ ]

解説

アジア太平洋地域の経済成長と経済協力を進めるとともに、開発途上国の貧困問題の解決に寄与することを目的として1966年に国連の極東経済委員会が中心になって設置。本部はマニラに置かれている。

アジア開発銀行は、欧州、北米及びアジア太平洋の61カ国で構成されている。主な機能は、(1)開発途上国の開発のための融資、(2)開発プロジェクトの策定、実施などのための技術援助、(3)公共資本及び民間資本投資の促進、(4)開発途上国の開発政策や計画の調整についての支援要請への対応。

世界銀行とも協力して行っており、アジア通貨危機の際には、インドネシアにおいて世界銀行は構造調整、アジア開発銀行は中小企業対策を行うなど、それぞれの得意分野を生かしながら協力して行われた。

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