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[海外エコニュース一覧]

【イギリス】2019.01.31 発表

イギリス環境・食糧・農村地域省、次世代の環境意識向上をめざし2019年「グリーン・アクション年」を開始

 イギリス環境・食糧・農村地域省(DEFRA)は「グリーン・アクション年」の開始を発表した。今後1年間にわたり、若者・子供を中心にあらゆるバックグラウンドを持つ人々に自然と触れ合う機会を提供することで、環境保護の推進を図る。政府は1000万ポンドを拠出し、子供が自然環境に親しむことができるよう、学校の緑化や、近隣公園・野生生物の生息地・ケアファーム・国立公園などでの野外学習の充実に充てるという。子供の10人に1人が定期的に野外で過ごす時間を持たないという調査結果があることから、このプログラムにより、とりわけ恵まれない境遇の子供たちが自然と関わる機会を持つことが期待される。また「グリーン・アクション年」の開始に合わせ「#iwill4natureイニシアティブ」も立ち上げられ、地域社会でのごみ拾いや募金などの若者の環境ボランティア活動の中心となる大使を任命し、若者の環境行動を促していく。DEFRAは将来の環境保護には若者や子供の役割が不可欠であるとし、この運動へのビジネス界や地域社会などの積極的な関与を求めている。【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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