北九州市は、冬季の省エネ・節電対策として「まちなか暖ラン」の実践を呼びかけている。冬季の電力需要が高まる時間帯（午後5～8時）に、家庭でエアコンやテレビをつけて過ごすのではなく、街中の店舗などに出かけることを促し、家庭の省エネ・節電を図るとともに、街中のにぎわいづくりを進める。
　この取り組みは2012年度から始まり、今年度で5回目。参加店舗はポスターを掲示する。午後5～8時の時間帯に「ていたんカード」を提示すると、独自のサービスを受けることができ、さらに同市のエコポイント「ていたんポイント」がもらえる。ポイントをためると、「ていたんグッズ」などが当たる抽選会に参加できる。
　16年11月24日現在、飲食店など100店舗が協力。市立図書館（全17施設）も対象施設となっている。参加店舗は市ホームページ（http://www.city.kitakyushu.lg.jp/kankyou/00200069.html）で確認できる。
　実施期間は16年12月1日～17年3月31日まで。「ていたんカード」は参加店舗や図書館、環境学習施設などで配布している。