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[海外エコニュース一覧]

【アメリカ】2016.08.26 発表

ハワイの海洋ナショナル・モニュメント、世界最大の海洋保護区へ

 2016年8月26日、オバマ大統領は、ハワイ北西諸島周辺のパパハナウモクアケア海洋ナショナル・モニュメントの拡大を発表した。発表によれば、現在13万9818平方マイルの同保護区を、44万2781平方マイル拡大し、58万2578平方マイルにするという。これにより同保護区は世界最大の海洋保護区となる。同保護区は、サンゴ、魚類、アザラシ、カメ、クジラなど、7000種(このうち4分の1はハワイ諸島でしか見られない)を超える海洋種の生息地であるとともに、文化的、歴史的、また生態学的に重要な地域である。この海洋保護区の拡大は、地球資源への直接的な保護を提供するだけでなく、世界規模でのさらなる海洋の保護・保全の必要性への関心を高め、また次世代のために、ハワイの海洋生物や文化遺産の保護や維持を促すものになる。パパハナウモクアケア海洋ナショナル・モニュメントは、2010年、アメリカ初の世界複合遺産としてユネスコに登録されている。【アメリカ海洋大気庁】

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