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【研究機関】2020.06.16 発表

世界気象機関、2020年夏季の北極の気候予測を発表

 世界気象機関(WMO)は、2020年夏季(6~8月)の北極の気候について、北極域気候フォーラム(ACF)の予測を発表した。
 2020年2~4月の平均気温は、北極の西半球側で平年より低く、東半球側で平年より高かった。特に、シベリアは記録的な高温であった。2020年6~8月の気温は、北極の大部分で平年を上回るとみられる。
 2020年2~4月の降水量は、北極の大部分で平年より多かった。2020年6~8月も、アラスカ、シベリア東部のチュクチの一部、カナダ北部で平年より降水量の多い状態は続くと予測される。
 2020年3月に観測された海氷域の年最大値は、1979年以降で最下位から11番目であった。2020年の解氷時期は、バレンツ海、グリーンランド海、ハドソン湾の東半分を除く北極域の大部分で平年より早く、2020年の海氷域の年最小値は、バレンツ海、グリーンランド海を除く北極域の大部分で平年以下と予測される。
 北極域の過去4年(2016~2019年)各年の年平均気温は記録史上上位4位までを占め、2019年9月の北極海氷の推計量は、1979~2019年の平均値より50%以上減少した。北極の温暖化は世界平均の2倍の速さで進んでいる。【世界気象機関】

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