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【研究機関】2020.06.05 発表

世界気象機関、2020年5月は史上最も暑い5月でCO2濃度も史上最高を記録と発表

 世界気象機関(WMO)は、2020年5月の世界平均気温は5月としては観測史上最高で、CO2濃度も史上最高値を記録したと発表した。
 気温は、1981~2010年の5月の平均気温より0.63℃高かった。平均を最も大きく上回る気温が記録されたのはシベリアで、平均より10℃高い地域もあった。アラスカ西部、チリ・アルゼンチン国境のアンデス山脈沿い地域、西・東南極、北米西部、南米の北端と南端、アフリカ北西・中央・南西部、東南アジアも平均気温を大きく上回った。平均気温を下回ったのは、カナダ中央・東部、合衆国東部、ブラジル南部、南アジアの一部、オーストラリアなどだった。
 CO2濃度は、2020年5月、ハワイのマウナロア山観測所において、2019年5月のそれまでの観測史上最高値414.7ppmを上回る417.1ppmを記録した。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行で経済活動が鈍化し排出が一時的に減少しても、大気中に長く留まるCO2の減少にはつながらない。2020年6月5日の世界環境デーにあたり、国連気候変動枠組条約(UNFCCC)を中心に世界の多数の企業、自治体、大学、投資家が参加して、2050年までに排出実質ゼロを目指す「レース・ツー・ゼロ」キャンペーンが発足した。2021年11月に延期されたCOP26に向けて取組みを加速する。【世界気象機関】

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