【地方自治体】2019.11.22 発表
名古屋市は、地球温暖化対策の一環として実施した「古い冷蔵庫を探せコンテスト」の結果を発表した。509件の応募があり、1961年製造の東芝製冷蔵庫(容量95ℓ)がグランプリを獲得した。所有者には最新型の冷蔵庫が贈られた。
家庭の中でもっとも電力消費量が多いのは、24時間稼働を続ける冷蔵庫とされる。最近の省エネタイプと比べ、古いものは消費電力が多い。
所有者は、メインで使う冷蔵庫のほか、飲み物などを冷やすため古い冷蔵庫を使っていた。購入以来、一度も故障することなく約60年間稼働していたという。現在は東芝が研究のために引き取り、耐久性などを検証しているという。
市によると、冷蔵庫は省エネ性能の向上が著しいため、買い替えによる消費電力の削減効果が大きいという。
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