環境省は、山間部の過疎地域等における物流の課題を解決しCO2排出量を削減することを目的とした、ドローンによる荷物配送モデルの早期実用化に向けた検証実験を行う地域を５箇所選定した。

　この事業（過疎地域等における小型無人機を使用した配送実用化推進事業）は、国土交通省と連携し、過疎地域等における小型無人機を使用した荷物配送（「ドローン物流」）の早期の実用化を図ることにより、非効率な小口輸送を代替しCO2排出量の削減を実現するもので、ドローン物流のCO2排出量削減効果及び費用対効果等について把握するための検証実験を行う。

　検証実験地域は、全国14地域から応募あり、福島県、埼玉県、長野県、岡山県、福岡県の5地域で実施することを決定した。
　今後9月から12月にかけて順次検証実験を実施する。
　この事業により、ドローン物流についての知見が整理され、山間部の過疎地域等におけるドローン物流の早期実用化が期待される。

【環境省】