【環境省】2018.03.20 発表
環境省は、奄美大島等における油状の物の漂着による沿岸生態系への影響把握調査として、平成30年2月27日~3月5日の奄美大島における調査に引き続き、3月14日~16日にトカラ列島の宝島において、水中での映像撮影等による調査を実施した。
調査の結果、海中のサンゴへの油状の物の付着は確認されなかった。
砂浜や岩場には油状の物の漂着があり、干出した礁原においては、藻類、巻貝2個体及びヤドカリ1個体への油状の物の付着を確認したが、広範囲に調査した中でのごく一部における確認であり、沿岸生態系への影響は小さいと考えられる。
予定していた調査はすべて終了し、環境省は今年度中に報告書をとりまとめる。
【環境省】
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