【地方自治体】2018.01.25 発表
横浜市は、「食品ロス」の削減に向け、家庭で余った野菜を活用したアイデア料理を紹介するレシピ集を作成した。ニンジンやレタスなど、冬と春に旬を迎える野菜を使った料理を紹介するほか、野菜の適切な保存方法なども掲載している。
レシピ集は、昨年8月に発行した第2弾「夏秋編」に続く第3弾。横浜市と市民団体、事業者団体でつくる「ヨコハマR(リデュース)委員会」が作成した。冬野菜のニンジン、カリフラワー、白菜、サトイモ、春野菜のレタス、長ネギ、ほうれん草を使った計11種類の料理を紹介している。
また、それぞれの野菜に合った適切な保存方法や野菜を美味しく保つための容器包装の技術、家庭で実践できる一工夫なども掲載している。時間がないときに使える「時短ポイント」や料理のアレンジのポイントも紹介している。
市によると、市内の家庭から出る食品ロスは年間約8万7000トンに上る。市民1人あたりに換算すると年間約23kgになり、おにぎり約230個分に相当するという。
レシピ集は、各区の地域振興課の資源化推進担当窓口で3万部配布するほか、市資源循環局のホームページに掲載している。
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