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【企業】2018.02.02 発表

トヨタ自動車、電動車の2017年販売台数が過去最高152万台、目標を前倒しで達成

 トヨタ自動車は、ハイブリッド車(HV)、プラグインハイブリッド車(PHV)、燃料電池車(FCV)といった電動車の2017年世界販売台数が、過去最高の152万700台(前年比108%)となった。環境目標「トヨタ環境チャレンジ2050」の「2020年までに年間販売台数150万台」を、3年前倒しして達成した。累計の販売台数は1147万1000台に達する。

 トヨタはHVの「プリウス」を1997年に発売して以来、電動車を拡大してきた。2012年にはPHV「プリウスPHV」を投入し、電気自動車(EV)モードの走行距離を伸ばした2代目の販売を2017年に始めた。2014年には世界初の量産FCV「MIRAI(ミライ)」を日本で発売し、北米、欧州と続いた。中国、オーストラリアなどでは実証導入している。

 2017年に販売した電動車の車種別台数はプリウスが21万8600台で最も多く、小型SUV(スポーツ用多目的車)「C-HR HV」の19万1600台、小型車「アクア」の14万9300台と続いた。日本ではアクアが最多の13万1600台で、次いでプリウスの11万6600台だった。プリウスPHVは5万1000台(日本は2万6700台)、MIRAIは2700台(同800台)となった。

 トヨタは「2030年の電動車販売550万台以上」の目標を2017年に公表し、今後その達成に向けて普及を進める。EVは2020年以降に中国、日本、インド、米国、欧州で展開する。環境チャレンジ2050は、2050年に新車平均で走行時CO2排出量の2010年比90%削減を目指す。2017年までの電動車累計1147万1000台のCO2抑制効果は9000万t以上にのぼる。

【トヨタ自動車株式会社】

プレスリリース

https://newsroom.toyota.co.jp/jp/corporate/20965234.html

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