【環境省】2017.07.20 発表
環境省は、平成28年度に発生した奄美群島から八重山諸島にかけての大規模なサンゴの白化現象による被害状況を適切に把握するため、宮古島、石垣島、西表島周辺の各海域において、モニタリングサイト1000サンゴ礁調査の一環として補足調査を実施した。調査時期は平成29年6月28日から7月8日。
【モニタリングサイト1000】平成16年度より実施している重要生態系監視地域モニタリング推進事業
その結果、石垣島周辺の海域では、平均サンゴ被度が10ポイント以上減少したことが確認された。また、宮古島及び西表島周辺の海域においては、全調査地点でサンゴの白化現象が確認されたが、石垣島周辺の海域では、サンゴの白化現象が確認されなかった。
環境省は今年度も「モニタリングサイト1000サンゴ礁調査」を実施し、結果については、本年12月頃を目途に公表予定としている。
【環境省】
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