生物圏

[ セイブツケン ]

解説

地球上で生物が生活している場所全体を示す概念。地表面を中心に大気圏や水圏を入れると約20kmの幅があるが、地球全体として見れば表面のごく薄い層を形成しているに過ぎない。

ある場所が生物圏であるためには、水が液状で存在し、光合成ができるか光合成産物が何らかの形で持ち込まれるなど生物が生きるためのエネルギーが必要である。深海・土壌中・地下水中・高山なども光合成産物が空気や水の動きによって運ばれるため、生物圏に含まれる。

詳細解説

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