渡りルート

[ ワタリルート ]

解説

渡りルートとは、一般的に渡り鳥が繁殖地と越冬地との間を定期的に移動する経路をいう。

個々の種及び個体群は異なる経路を通って移動することが多いが、移動経路の交わる渡りの中継地には一時的に多数の個体、種が集まる。ハクチョウ類やガンカモ類が多数渡来する北海道のクッチャロ湖、ウトナイ湖、またタカ類の集結する愛知県伊良湖岬などは、渡りの中継地として有名である。渡りのルートや中継地などの情報は、渡り性鳥類の保護について考える上で重要である。

詳細解説

EICネット 環境用語集