水鳥

[ ミズドリ ]

解説

海洋、河川、湖沼などの水域とその水辺を主な生活空間とする鳥の一般的な呼称。

ラムサール条約(正式名称:特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約)では、「生態学上湿地に依存している鳥類」と定義されており、主に湿地や干潟などの水辺に生息する鳥類を指して使われることが多い。ラムサール条約の定義に従えば、対象となる鳥類はアビ目、カイツブリ目、ペリカン目、コウノトリ目、ガンカモ目、ツル目、クイナ目、チドリ目である。中でも渡り性の水鳥は個体数の減少が報告されており、原因として越冬地・繁殖地の減少や環境悪化があげられている。

詳細解説

EICネット 環境用語集