気候変動枠組条約第3回締約国会議

[ キコウヘンドウワクグミジョウヤクダイサンカイテイヤクコクカイギ ]

解説

「気候変動に関する国際連合枠組条約(気候変動枠組条約)」の第3回締約国会議。1997年12月1日から10日まで、京都で開催された。

会議はEU、日米、途上国などいくつかのグループに分かれ、いろんな問題で国益や思惑がからんで紛糾した。しかし、最終的にはぎりぎりのところで合意が成立し、第1回締約国会議の決定(ベルリン・マンデート)に従って、先進国の温室効果ガスの排出削減目標を定める法的文書とともに、排出権取引、共同実施、クリーン開発メカニズムなどの柔軟性措置が「京都議定書」の形で採択され、今後の地球温暖化防止対策に向けて大きな一歩を踏み出すこととなった。

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