故繊維

[ コセンイ ]

解説

不要になった中古衣類を含む廃繊維製品類。故繊維は大別すると、産業くずと呼ばれる製造工程から発生する加工くずと、家庭や事業所から回収される使用済み製品である市中くず(ぼろ)とに分けられる。市中くずは、各種衣料品・シーツ・毛布・カーテン・カーペットなどありとあらゆる種類の繊維製品の廃棄物である。
回収された故繊維の用途は輸出中古衣料・ウエス・反毛原料に分けられるが、故繊維の発生量、年間約200万トンにたいして、リサイクルされるものは約20万トンにすぎないと言われている。集団回収等のルートが整備され回収量は増えたのに原材料としての需要が少ない、中古品よりも新品の方が安くつくなどの理由で、リサイクルは進まない。輸出市場も飽和している。
また、天然繊維と化学繊維を混紡すると使いやすい繊維の出来ることが多いが、混紡製品や難燃加工など特殊な加工をしてあるものの原料化は難しいという事情もある。

詳細解説

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