放射性廃棄物

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解説

法的規制の対象となる一定レベル以上の放射性物質を含む廃棄物。日本では90%が原子力発電所と核燃料処理施設から、残り10%が医療施設・研究所などから排出される。

処理・処分の基本的な考え方は、隔離・遮断・減衰で、放射能レベルに応じて具体的に規定。

原子炉で生成する放射性物質は、ほとんどが高レベル放射性廃棄物となる。使用済み核燃料は適正処理を行い、地下数100メートルの安定地盤に埋設。しかし安全なレベルに減衰するまでの期間は甚大で、その間、安定的に封じ込めておけるかなど安全性に関わる議論が絶えない。

放射性物質が付着した作業着や器具類等の低レベル廃棄物は、焼却などにより減容化されるが、発生量が多い。

放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律(1957)や特定放射性廃棄物の最終処分に関する法律(2000)など、廃棄物処理法(1970)とは異なる法律により規定される。

詳細解説

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