全米環境教育法

[ ゼンベイカンキョウキョウイクホウ ]

解説

米国では1970年に最初の時限法『環境教育法(Environmental Education Act 1970)』(1981終了)が制定され、教育省に環境教育課が置かれた。そして、連邦政府の全米的な資金プログラムにより、環境教育の研究や実践が盛んに行われるようになった。

1990年8月、新しい『全米環境教育法(National Environmental Education Act 1990)』(1996終了)が制定された。これにより、新たに環境保護庁(EPA)に環境教育課が置かれ、施策の推進が図られてきた。法の内容は、人材育成、カリキュラムやプログラム開発支援のための大学・州機関・NPOへの助成金プログラムが中心で、環境教育のための財団の創設や、関連諸機関との協力なども盛り込まれている。1996年の終了後も、毎年の助成金プログラムは継続している。

詳細解説

EICネット 環境用語集