京都御苑

[ キョウトギョエン ]

解説

環境省が所管する国民公園のひとつ。京都御所、仙洞御所を囲む苑地で南北1,300m、東西700m、面積約65ha。明治時代になり首都が東京に移るまでは約200の宮家や公家の邸宅が並んでいたところであるが、現在は、新たに植えられた50,000本を超えるアカマツなどの樹木が年数を経て重厚な景観を醸しだしている。都市の中の貴重な緑地空間として京都を訪れる観光客や市民の憩いの場となっている。苑内には、「母と子の森」、「トンボ池」などが整備され、自然観察会など自然とのふれあい活動も展開されている。(2014年2月改訂)

詳細解説

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