ワークショップ

[ ワークショップ ]

解説

原義は、「作業場」や「工房」であるが、教育や学習の場面で用いられる場合には、一連の流れをもった学びの様式、もしくは場として理解される。

参加体験型グループ学習と意訳されることもあり、一方通行的な知識伝達型の学びに対置する。体験学習法を取り入れ、主体的に参加する学習者が、経験や知識を共有しながら互いに学び合うことを特徴とする。学習は、必ずしも目的ではなく、何かを創造していく結果として学びを得るものと位置づけられることもある。

ワークショップには、場づくりやプログラムの構成(つかみ、本体、まとめ)が必要とされ、教師や指導者に代わって、プログラムを進行するファシリテーター(学びを促進し、容易にする役)が、ワークショップを成立させる上で重要な役を担う。

環境教育では、知識・理解だけに留まらず、主体的な関与・参画が重視される。環境教育に適した学びの手法として、各地で盛んに取り組まれている。

詳細解説

EICネット 環境用語集