マイカー規制

[ マイカーキセイ ]

解説

自然公園などで行われる利用規制の一手法。有名観光地など季節的に利用が集中する地域において、快適な利用環境の確保と過剰利用による自然破壊等を抑制するため、公共交通機関以外の自動車の乗り入れや駐車を制限する手法。

中部山岳国立公園上高地地区で始まり(1975)、以後各地に広まった(尾瀬、富士山、知床等)。道路管理者、自治体等で組織される運営協議会が実施主体となることが多い。自然公園では公園計画において利用規制計画として位置付けられる。環境省では国立公園におけるマイカー規制を「国立公園自動車利用適正化対策等」と称している。

詳細解説

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