フードバンク

[ フードバンク ]

解説

売り物にならなかった食品を集め、経済的な理由で食事に困っている人や団体などに無償で配布していく取組のこと。市場に流通させることができない余剰食品を蓄え分配することから、「食べ物の銀行」という意味で「フードバンク」と呼ばれている。食品関連企業の製造・流通過程で生じる余剰食品や規格外商品、販売店舗で売れ残った賞味期限もしくは消費期限内の商品等、安全上は問題がない食品が対象となっている。

フードバンクは、食に困る人々のみならず、余剰食品を出す食品関連企業にとっても、余剰食品の廃棄処分コストを削減できるメリットがあり、食品ロス対策の観点からも注目されている。(2017年3月作成)

詳細解説

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