ヒートポンプ

[ ヒートポンプ ]

解説

高温側から低温側に熱を移し変える装置としては熱交換器があるが、ヒートポンブはその逆で、水を低い所から高い所に押し上げるポンプのような原理で低温側から高温側に熱を移動させる仕組みである。

低い温度の熱源から冷媒(熱を運ぶための媒体)を介して、熱を吸収することによって高い温度の熱源をさらに高くする機器で暖房・給湯等に使用できる。また、低温側の熱源に着目すれば、熱を奪われてさらに低温になるので、冷凍・冷房に使用できる。

ヒートポンプに利用可能な熱源として大気、地下水、コンピュータ排熱、ビルの雑排水、海水、下水、浴場排水などがある。

ヒートポンプは冷媒の相変化時における吸熱、放熱等の特性を利用し、熱の移動を促すものであり、冷媒を動かすには、圧縮機などを稼動させる電力やガスなどの燃料が必要である。冷媒には主にフロンガスやアンモニアなどが用いられてきたが、オゾン層破壊係数ゼロで温暖化係数が低いCO2を冷媒に用いることで地球環境への影響を抑えるとして普及促進されている。(2014年2月改訂)

詳細解説

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