エコマーク

[ エコマーク ]

解説

環境への負荷が少なく、あるいは環境の改善に役立つ環境に優しい製品を示すマーク。

ISOの規格(ISO14024)に則った日本で唯一のタイプI環境ラベル制度で、消費者が環境的によりよい商品を選択するときの基準となるように導入され、1990年2月にスタートした。

メーカーや流通業者の申請を受けて、環境省所管の(財)日本環境協会が審査し、認定された商品にはマークをつけることが許される。環境保全効果だけでなく、製造工程でも公害防止に配慮していることが必要。

エコマークの許可された商品は、100%古紙のトイレットペーパーや流しの三角コーナー用の漉紙など、2003年9月現在、59類型で5,618製品(認定企業数は1,902社)にのぼる。

同様の制度として、ドイツのブルーエンジェル、カナダの環境チョイスプログラム、北欧のノルディック・スワンなどが有名。このほかにも、EU、オーストラリア、ニュージーランド、韓国、インド、タイなどでも導入されている。

詳細解説

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