ウミガメ

[ ウミガメ ]

解説

海洋に生息するカメの総称。現在、7種が確認されている。このうち5種(アカウミガメ、アオウミガメ、タイマイ、オサガメ、ヒメウミガメ)は、太平洋、大西洋、インド洋の熱帯地域を中心に広く分布しているが、ヒラタウミガメ(オーストラリア北部)、ケンプヒメウミガメ(カリブ海)は限られた海域に分布している。

日本でもアカウミガメが本州南部から沖縄、アオウミガメが小笠原諸島や南西諸島、タイマイが琉球列島の海岸(砂浜)で産卵することが知られており、ヒメウミガメとオサガメは日本の沿岸を回遊することがある。

近年、日本では、各地で砂浜が消失、減少したことなどにより、アカウミガメなどの産卵場所、産卵数とも減少が続いていたが、ここ数年、ようやく各種の保護対策が講じられるようになったため、産卵数が増加傾向に転じている海岸(砂浜)もある。

ウミガメの食性は種によって異なり、アカウミガメは貝類やヤドカリなどの底生動物、アオウミガメは海草や海藻、タイマイはサンゴ礁に生息するカイメン、オサガメはクラゲ類、ヒメウミガメは小さい底生動物を食べることが知られている。

詳細解説

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